2020年から小学校でプログラミングがスタート!
それはなぜでしょうか_?
2020年から小学校でプログラミングが必修化されるということを、どれくらいの人が知っているのでしょうか。
2020年というと東京オリンピック開催の年!この年に向けてオリンピック以外でも様々なことが展開されています。
その一つが「小学校でのプログラミング授業の必修化!」
2020年から小学校では、国語や算数、理科といった授業の時間の中で、プログラミングが必修化されます。2021年からは中学校でも、2022年からは高校でも始まるそうです。
では、なぜプログラミング授業が小学校で必要になったのか?
「第4次産業革命」と言われてもピンと来ない人がほとんど!
でも私達は今、産業革命の第4次の時代に突入しているんです。
例えば18世紀半ば~19世紀にかけてイギリスから起こり始めた産業革命のように、蒸気機関や鉄道が発明され、人々の生活が工業化によって変わったように、
それと同じように、今私達は時代の転換期を体験しようとしています。
"えっそんなに大事なことが起きてるの?"といつも通り生活している人からしたら思うかもしれません。しかし、これは事実です!
2000年代後半から普及したスマートフォンにより、誰もがどんなときにでも多種多様な情報を手に入れる時代になりました。どんな情報でも、どこにいようが手に入り、人々の価値観も変わり、人の生き方さえも変えてしまったスマホという魔法の道具。
それまでそんな時代が来ることになることは、ほとんどの人は知るよしもなかったのです。
でもその時代は訪れた。子どもからお年寄りまで、誰もがスマートフォンを持ち情報を手に入れる時代が出来上がりました。
そんなスマホが普及して約10年が経過しようとしています。
そしてこの先、更に時代は変わっていきます。
主に、
私達の生活の全てがインターネットと繋がるIoT(Internet of Things)、 ビッグデータ、人工知能、ロボット・センサーの技術的ブレークスルー
といった技術によって、時代は再び大きく変わるのです。
これまでの社会構造が東京オリンピックと同時に変わっていくことは間違いありません。
そうした超IT化していく時代へ対応できる人材を育成するために、小学校のうちからプログラミング授業が必修化されます!
日本は世界的に見ても、類を見ない、前例のない超高齢化、少子化に突入しようとしています。2025年には日本人の約3人に一人が65歳以上になります。国民の半数以上が高齢者となるわけです。
そんな時代に突入するからこそ!この先の未来を担う子ども達を育てないと、日本という国自体が終わります!
日本のIT人材不足は深刻です。
経済産業省が発表したIT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果によれば、2030年には約59万人の人材が不足すると予測されています。
2015年の時点で約17万人のIT人材が不足しているのです。
これだけスマホやスマホのアプリが普及しているのにも関わらず、ITの人材が不足してるってホントなの?
と思うかもしれません。が、他の国と比べてみてもその問題は深刻です。
それは日本の教育と、少子高齢化が問題となっています。
そのために、2020年からIT人材を補うために、小学校、中学校、高校でプログラミングが必修化されるのです。
この先の未来のために!
ところでお国がIT人材不足のために、子ども達にプログラミングを教えようとしてることはわかったけど、具体的にどんなことをするの?
と疑問に思う保護者の方は多いはず。
大それたことを言っているようだけど、小学生でもプログラミングなんて学べるの?何するの?
2020年から全ての小学校でプログラミングが、もちろんここ新潟県長岡市にある小学校でも
プログラミングは必修化されます。
ですがまだ一体何をやるのか、何をすればいいのか、はっきり言えば先生方も戸惑っていることでしょう。
「これ以上私達の負担を増やしてどうするつもりなの!?」
現在、教師の勤務時間外労働が問題となっています。
プログラミング授業が一体どんな授業になるのか、それは各学校の裁量に委ねられています。どんな教材を使うのか、どんな授業形式にするか、既存の授業時間の増減は?
まずプログラミング授業をできる先生が学校内にいないため、そこも問題となっていることでしょう。
そもそもプログラミングというとC言語やJAVA、PHPといったプログラミング言語を思い浮かべる人が多いかと思います。これらの言語は全て、「英語」でコードと呼ばれる構文を書かなければいけません。
英語すらまだまともに習っていない小学生にこれらのプログラミング言語を覚えさせるのは至難の業!ローマ字が書けるか書けないか、そんな小学生がプログラミング言語をクラスの全員が理解するのは不可能です。
そこで、小学生にも向いているブロックなどを組み合わせてプログラミングの基礎、概念を学ぶビジュアルプログラミング言語「スクラッチ」などが使われることと予測されています。
視覚化された教材なので、図画工作などと同じような感覚でプログラミングを学ぶことができます。
スクラッチを使うと、ゲームやパズルを作ったりすることができるので、小学生でも楽しみながら覚えることができるでしょう。
あともう一つ!プログラミング授業を行うには、必ず全員分のパソコンが必要になります。
インターネット、Wi-Fi環境の完備なども必要になってくるでしょう。
そうした対応に、今現在全ての学校が追われていることと思われます。
2020年からプログラミング授業が始まることは決定しているので!
ひとことに「プログラミング」と言ってみても、それはただプログラミングを覚えるということではありません。
将来、IT系の仕事に就くつもりがない人でも、プログラミングを覚えることは無駄ではないのです。
「私は将来、パソコンなんて使うつもりないからプログラミングなんて覚えても意味ない!」
「俺は将来、スポーツ選手か医者になるつもりだからプログラミングはそんな必要ない!」
「子どもには将来、公務員になって安定してもらいたいわ」
いやいや、そんなことはありません。
プログラミングというものは、IT系のスキルが身についていくとともに、大人になってからも役に立つ思考が身についていくのです。
それが、
「創造力」
「論理的思考」
「問題解決能力」
の3つ!
創造力・・・すなわち1から何かを生み出していく能力。自分自身の頭でオリジナルの動作をプログラミングによって作ることで、自分の意志を持って何かを作り出すスキルが身につくのです。
論理的思考・・・プログラミングを学ぶことは同時に算数・数学、英語を学ぶことになります。物事を論理的に捉えて、考え抜く力が養われていきます。
問題解決能力・・・プログラミングは「アルゴリズム」といった問題をブロックによって手順化し、答えを導き出す形式を学んでいきます。何かの問題が自分に立ちはだかったときに、それを順序ずつ解決していく能力が身につくのです。
これらのスキルは全て、大人になって社会に出たときにも大いに役立つスキルになります。
プログラミングを学ぶことによってデメリットは一つもありません。むしりメリットばかり!
以上、ここまでプログラミングはなぜ小学校で必修化になったのか、なぜ必要なのか、
プログラミングを学ぶとどんなスキルが身につくかなどを見てきました。
2020年から小学校でどんなふうに始まっていくのか、今から楽しみですね!
なにはともあれ、日本のこの先の未来を担う子ども達を育てていくということには変わりはありません。
10年、20年後の日本にはプログラミングなんてできて当たり前!の時代が来ているかもしれませんね!!
最後にご紹介です。
現在、2020年に向けてプログラミングを習う小学生が急増しています。
プログラミングは今や「習いたい!習い事ランキング」で堂々の1位!
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