2020年から小学校でもプログラミング教育が始まるということで各地でプログラミングの習い事が人気となっています。
eラーニング調べによれば2017年の習い事ランキングで塾や英語を抜いてプログラミングが堂々の1位を獲得したそうです。
そんなに人気になってるの?とまだまだ疑問の声を抱く方も多いはず。でもプログラミング教育は子ども、特に小学生にとってはとても面白い習い事なんですよ!
ところで習い事って何のためにさせるんでしょうか?子どもに一番習い事をやらせたい!時期が幼稚園~小学生の時期ですね!
中学生になるともう部活や受験があるので習い事どころではありません。大半の中学生は塾に行ったり、部活に明け暮れたりしています。なので、習い事をやらせるなら時間の有り余っていて好奇心旺盛な小学生が一番なんですね!
でもそんな大切な小学生の時期に一体何の習い事をやらせるのか?
やっぱり将来に繋がること?大人になってからも役立つこと?
お母さんお父さんにも願望があります。
英語を今から習わせておけば大人になったときに活躍してくれるかも。
今から塾に行かせれば他の子よりも優秀に育つに違いない!
スポーツをやらせれば協調性、他人との付き合い方を学べるはず!
そんな願望を持ち、子どもに習い事をやらせたい!と思っているお母さんお父さんは沢山いるはずです。
プログラミングも同じです!
プログラミングをやることで、パソコンやIT関係の知識に興味を持ってもらい、それが将来に繋がる!
どの習い事をやるのか、それは子どもは決めることはできません。
親であるお父さんお母さんが決めること。
でも、子どもって親の願望通りには育ちません!親がそれを望めば望むほど、違う方向に走っていくでしょう。なのであまり親の願望を小学生の子に押し付けるのは良くはないと思います。
というわけで、やっぱり子ども自身が自由に楽しめること!が大事です。
英語を楽しそうにやれないのなら、英語をやったところで何も身につきません。
プログラミングも同じです。好きなことをやらせましょう!
ならばどんな子がプログラミングを楽しめるんでしょうか。プログラミングとはそもそも一体?
プログラミングは自分の頭の中にあるアイディアを手順化し、それを実行させることです。
なのでまず、創造力想像力豊かな子に向いてます!
自分の頭の中で色んな想像ができる子!色んな工作ができる子!
でも想像力があるだけではプログラミングは楽しめません!
例えば想像力が豊かで絵を描くのが超得意!だからプログラミングもできる!
というわけではないんですね。
プログラミングは数学的な要素も絡んでいるので、いわば理系分野なわけです。
だから算数が嫌い!って子は取っ付きにくいかもしれません。
だとしても、小学生のうちではまだわからない!
算数を嫌いになるか、好きになるか、まだ小学生のうちではわかりません。
これから好きになる、嫌いになる段階!
プログラミングをやらせてみて、好きになれる可能性は大です!
これから色んなことに興味を持つ段階が小学生です。
プログラミングを楽しめるか楽しめないか、それはやってみないとまだわからないですね。
とっつきは単純なものでいいんです。
算数は少しできるくらいで大丈夫。足し算引き算ができれば問題はありません。
☆ゲームをすることが好き!
☆ロボットアニメやレゴやブロックが好き!
☆アイディアを出すことが好き!
☆迷路を書いたり、図画工作が好き!
☆ひとりで黙々と何かを作るのが好き!
のような子どもが楽しむことができます!
それが小学生向けのプログラミング!
一生に一度しかない小学生という楽しい6年間。
人生で一番自由気ままに生きることのできる時期が小学生です。
塾に明け暮れたりするのもいいですが、やっぱり小学生は楽しまなきゃ損!
スクラッチやロボットプログラミングは小学生が楽しめるプログラミング教材です。
楽しくやろう!これが一番!
C言語やPythonやJAVAなどのプログラミング言語を英語もまだ疎かな小学生に教えるのは
とても難しいことです。教えたとしても100人中、1人、2人が興味も持って理解できれば良い方かもしれません。それくらいプログラミングは難しいんですね。だからプログラミングができる人は少ない!できれば凄いんです!
低学年から高学年まで、全ての小学生がプログラミングとは一体何なのか理解するには
スクラッチやロボットを作りながらプログラミングとは一体どうゆうものなのかを理解するのが一番!
小学生に「プログラミングって聞いたことある?」
と質問してみても、聞いたことがあるだけでそれが一体何なのかもまったく知りません。
そんな小学生にプログラミングの一体何を教えるのか?
それはスクラッチやロボットプログラミングを通して、プログラミング的思考を、頭を、脳を育てる!
プログラミングそのものももちろん大事ですが、可能性が無限大な小学生の"思考力"を育てることが小学生向けプログラミングの重要性だと思います。
大人になったときにも困らない思考力を育てる
2020年からプログラミングが小学校で必修化になりますが、何せパソコンに興味のない女子や、サッカーが大好きな男子もプログラミングをやるわけです。
その子ら全員にプログラミングに興味を持ってもらうことは不可能!
だから小学生に対してのプログラミング教育は脳を、思考力を養うことが第一!
中学生になっとき、高校生になっときに、
・自分自身で新しいことにチャレンジしていく力
・自分自身の頭で、意思決定が出来て、それを実行できる力
・大人になったときに、物事の分別、それを理解して順序ずつ解決していく力
そういった思考力を養っていくのが小学生におけるプログラミングです!
小学生のときにパソコンを習っていたから、将来プログラマーやSEや開発者になるなんてありえません。人生どうなるかは未知数。大人になっとき、小学生の記憶なんて遠い彼方です。
大人になったときに、一番重要なことってなんですか?
勉強はもちろんのこと、それ以外にも必要なスキルって沢山ありますね。
自分の生き方を見つける、仕事での作業の効率化、円滑な人間関係の作り方、異性との接し方に至るまで!
大人になったときに、上手く生きれるように、小学生のうちから物事を理解できる思考力を養うのがプログラミングです!
中学生高校生、大人になるときに自分自身の目の前に立ちはだかる壁を超えていく、その思考力を育てましょう!
小学生がプログラミングを楽しく習う意味は、そこにあります。
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