プログラミング教育が2020年から小学校から必修化されるということで、小学校でどんな教材を使えばいいのかお悩みの方が多いはずです。プログラミング教材には、通常のパソコンのみで使うプログラミング教材の他に、ロボットプログラミング教材というものがあります。
小学生のうちはロボットを作りながらプログラミングの概念を覚えたほうがわかりやすい、楽しくやれる、魅力的に見える、継続できる、面白味があるということで使われています。
ロボットプログラミング教材も山のように登場しており、どの教材を使えばいいのか、、、お悩みのところです。ここではコレはおすすめ!という教材をご紹介致します。
あの「レゴ」が開発しているロボットプログラミング教材です。昔から楽しまれている、馴染みのあるLOGOブロックを使った教材なので安心信頼を寄せて使うことができますね。
マインドストームEV3と、WeDo2.0の2種類の教材があります。
マインドストームEV3は教育版がリリースされており、こちらが学校での授業向けの教材と言えるでしょう。
客観的思考力や問題解決能力、コラボレーション能力を高めることができる教材となっており、そのまま授業で使うことが可能、ソフトウェア&カリキュラムも無料でダウンロードすることができます。
EV3 基本セット
対象年齢:10歳~ | 2人~3人に1台 | 541パーツ
モーター、センサー、ギア、ホイール、軸およびその他のパーツを使うことで、
ロボット作りを通して様々な技術が実生活でどのように使われているかを理解することを目的として作られています。
プログラミングは専用のソフトウェア、アプリを使って作ることができ、ドラッグ&ドロップ操作でアイコンを並べていくことによりプログラムを作ることができます。
カリキュラムは先生や子どもにもわかるような内容になっており、公式サイトから無料でダウンロードすることが可能です。
基本セットのあとには、EV3 拡張セット、EV3 スペース チャレンジ セットがあり、更なるスキルアップを目指すことができます。
レゴWeDo 2.0は低学年用に作られたプログラミング教材です。
マインドストームは対象年齢が10歳からなのに対し、WeDo2.0は7歳からと対象が低くなっています。
子ども達がすんなりとプログラミングに入りこめる、楽しめるように作られた教材であり、
レゴで親しんだお父さんお母さん世代も子どもと一緒に楽しめることができます。
レゴ®WeDo 2.0 基本セット
対象年齢:7歳~ | 2人で1セット | 280パーツ
仕切りトレーやラベルのついた収納ボックス、スマートハブ、M モーター、モーションセンサー、チルトセンサーに加え、2人分のブロックが入っています。
ソフトウェアはパソコンとタブレット両方で使うことができ、カラフルなドラッグ&ドロップ式でプログラムを作ることができ、子ども達にも入り込みやすいものになっています。
ソフトもカリキュラムも、公式サイトからダウンロードすることができます。
プログラミング的思考力の他に、質問する、調べる(情報収集)、実験を計画する、
結果を分析して解釈する、理論づけする、そして評価・発表するといった、理科における基本的な手法を身に着けることができます。
上記の2種を使ったレッスンプランが公式サイトには用意されており、こんなふうにやれば楽しく授業をスムーズに行えますよ♪というチュートリアルになっています。
お父さんお母さん世代も楽しんできたレゴで!ぜひプログラミング体験をしてみてください♪
株式会社アーテックが手がけるプログラミング教材です。
アーテックは学習教材を手がけて58年という歴史を持つ会社です。教育に携わって50年以上の会社が作った教材なので信頼を置けます。
全国約3,000社の代理店を通じて9,000種類以上のオリジナル教材を開発し、子どもたちの創造力を伸ばし続けています。
全国約40,000園の幼稚園・保育園に、全国20,000校の小学校に、中学校・高校・大学・専門学校計19,000校に学習教材、商品を販売、レンタル、導入させています。
そんなアーテック社が作った、
現在、多くの学校でも使用されており、ここ3年間で利用した生徒数は3万人を超えています。
来年も採用したい先生98%、生徒の授業満足度100%という数値を発表しています。
アーテックロボに使われているアーテックブロックは日本で生まれた日本産のロボットパーツです。
全国4000箇所以上の幼稚園、保育園、世界25カ国で使用されている超人気ブロック!
このブロックを使ったプログラミング教材がアーテックロボということです。
特徴としてはブロックをくっつけるだけで自由にロボットが作れるというところです。
低学年から高学年の子どもまでは自分のアイディア一つで学校の工作と同じように自分のロボットを作れるという「自由さ」があります。
アーテックブロックを使うことによって、信号機、車、二足歩行ロボ、多足歩行ロボ、など様々なロボットを作る事が可能です。
ソフトは無料のソフトウェアをダウンロードすれば使うことができ、ブロックを組み合わせてドラッグ&ドロップでロボットの動きを作ることが可能です。
すでに小学校、中学校、高校での導入事例があり、現場で使われた感想が公式サイトにも掲載されています。
アーテックは総務省が推進する平成28 年度「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」にも選定されており、
今後更なる飛躍が期待されています!
ロボットプログラミングならアーテック!
教育事業全般を手がけているヒューマンアカデミーが作り上げたロボット教材です。
ヒューマンアカデミーは1985年に開講、800以上の講座があり、現在までに133万人の修了生、卒業生を輩出、資格取得者196200人を輩出、全国に63校舎、2800名以上の講師が所属、企業、大学、行政の人材育成、就業支援に選ばれ続けています。
そんなヒューマンアカデミーが作り上げたロボットプログラミング教材!
ブロックを組み合わせてロボットを作っていきそれをプログラミングで動かしていきます。
プライマリーコース
ベーシックコース
ミドルコース
アドバンスプログラミングコース
ロボディクスプロフェッサーコース
があり、それぞれの年齢に適したコースがあります。
プライマリー・ベーシック・ミドルコースでは、ブロックやセンサーを使用してオリジナルロボットを組み立てて動かすことを学びます。さらにアドバンスプログラミングコースではビジュアルプログラミングを行い、より自律的で賢いロボットを製作します。
小学校高学年から中学生向けのロボティクスプロフェッサーコースでは、C言語をベースにしたアルディーノ言語を使い、高度なロボット製作を行います。
発想力、空間認識能力、クリエイティブな感性、力学動力の仕組み、プログラミング的思考
などが身についていく教材です。
現在フランチャイズ加盟教室が増加中。全国にヒューマンアカデミーのロボット教材を使った教室があります。
うなぎのぼり!中国発の会社!「Make Block」!!
Makeblock社は中国のシリコンバレーと呼ばれる深センに2013年に設立された会社であり、全世界140カ国以上で1600以上の企業がパートナーとして参加、ユーザー数は600万人以上を超え、現在注目されているSTEAM教育(ステム教育)のための製品を多く販売しています。
フランスでは6000を超える小中学校でMake block製品が使用されています。
ヨーロッパ、アメリカ、香港、そして日本にも2017年に支社ができました。
日本ではソフトバンクCSと提携を開始し、今後知名度が上昇すると思われます。
Makeblockには5つの製品が用意されており、
それぞれScratch、Python、Arduino C ++を使用してプログラミングをし、ロボットを動かすことができます。
プログラミング教育で使われているのは、mBot、mBotレンジャー、Ultimate 2.0という製品です。中でも基本的なmBotは、子ども向けだけど、大人も十分に楽しめるような本格的な
ロボットになっています。プラスチック製のブロックを組み合わせるのではなく、アルミニウムのプレートを使用しています。
4つの拡張ポートがあり、100種類以上の電子モジュールに接続することができ、拡張機能を使えば飛躍的なロボットが作れることでしょう。
ロボットの動きを作るには、mBlock 5というソフトウェアを使ってプログラミングをしていきます。
Scratchをベースにして作られたプログラミングソフトであり、子どもでもブロックを組み合わせて動きを作ることができます。
更にこのmBlock5の凄いところはワンクリックで、Pythonのコード画面に切り替えることができるところです。
Scratchだけでは、プログラミングの概念や基礎を学ぶことができても、プログラミング言語を学ぶことはできません。しかし、このmBlock5は、ブロックで作った画面をPythonに切り替えることができるので、一石二鳥でプログラミング言語を理解できることとなるのです。凄いですね!
mBlock5はMakeblockの全ての製品と互換性があり、このソフトひとつで全て動かすことができます。
更にアプリバージョンのmBlock 5 Appも登場、このアプリでもMake blockの動きを作ることができます。
Makeblockはプログラミングできる「ドローン」も販売しています。
その名も「Airblock(エアーブロック)」
部屋の中でも飛ばすことができる一般用向けの小型ドローンです。
こちらのドローンも上記のmBotと同じく、mBlock 5、mBlock 5 Appでプログラミングができます。
自分のスマホで!アプリを起動させるだけでドローンが飛ばせます。子どもにとってはものすごく楽しい体験になるかもしれませんね!
Make Blockの製品は中国はもちろんのこと、世界各国で使用されています。今後、日本でも増えていくことが予想されます。
ロボットプログラミングはロボットを作りながらプログラミングを覚えることができるので、小学生が楽しく取り組むことができます。ひとりひとりのパーツを購入しないといけないというデメリットがありますが、それを覆す楽しさを味わうことができます。
ぜひロボットプログラミングに挑戦してみてください。
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