今回はラインの上を走っていく車、その名もライントレースカーを作ってみました!
ただの車ではなく、ラインの上に沿って自動的に走っていく車です。つまり、自動運転自動車!
自動運転が主流になっていく世の中になりますが、その仕組みってどうなっているのかな?
車も年々進化しています。これからの時代、自動運転が当たり前になり、タクシーやバスの運転手さんがいなくなる時代が来るかもしれません。そんな未来が待ち遠しいところですが、自動運転って一体どんな仕組みになっているんでしょうか?
すでに今の自動車にも搭載されているシステムが「安全運転支援システム」です。
・衝突の危険を感知すると自動的にブレーキをかけるシステム
・高速道路などで、前を走る自動車との距離を保つために自動で速さを調整するシステム
これらはすでにある自動運転に近いシステムですね。ですが完全には自動運転ではありません。
自動走行システムでは、コンピュータが360度全方向を監視するカメラやレーダー、GPSなど複数のセンサーを使って周りの情報を確認し、自動車を操作します。
すでにアメリカではデータを集めるために一般の道を自動運転車が走行する実験が何年か前から始まっていますね!
実は日本でももう始まっていて、新潟県長岡市でも実験が行われたとか・・・!
黒い線の上に沿って走るにはどうしたらいんでしょうか?
ここでは「赤外線フォトリフレクタ」というセンサーを使います。
黒い線の上にセンサーが当たったときの値、
黒い線以外の上にセンサーが当たったときの値、
この2つの値を組み合わせることによって、ラインの上に沿って走る車が完成します。
ここで勘違いしちゃいけないのが、アーテックロボで作る自動車の場合、
黒い線の上を走らせる、ということではなく、
黒い線のふちに沿って走らせる
ということです。
黒い線の上に近づくと右に曲がり、そうでないときは左に曲がる、
というように、右、左、右、左、と小刻みに動きながら黒い線の上を走っているように見せる
ということで走らせます。
プログラムは至ってシンプル
もし【黒い線の上にいる】なら、
右に曲がる
【そうでなければ】
左に曲がる
といったプログラムを作るだけ!
このプログラムを改変していけば、もう少し複雑な動きも作ることができます。
黒い線の上なら走っていく!自分だけの道路を作ろう!
このライントレースカーで一番楽しいところは、自分だけのオリジナル道路、迷路を作れるところですかね!
黒い線があれば走れるので、マジックペンなり、パソコンで作った黒い線なり、黒ければなんでもOKです。
子どもって迷路を作ったりするのが大好きですよね。
自分が作った自動車ロボで、自分だけのオリジナル道路を作り、そこを走らせる!
そんなところも楽しめる要素になっています。
ここは新潟県長岡市にある小学生用の子ども向けプログラミング教室です。
「みんなのプログラミング教室 net」
ぜひライントレースカーを一緒に作ってみましょう!
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