日本人がロボット制作を先駆けてきたのは、漫画やアニメの影響が強いと言われています。
例えばHONDAのASIMO(アシモ)君は、鉄腕アトムの実現に憧れて作られてきたそうです。
日本には他の国にはない多くのロボットアニメが作られてきました。なぜ日本人はロボットに対しての憧れがあるのでしょうか!?
今回は日本人が未来を夢見て憧れてきたおすすめのロボットアニメをご紹介!
原作:1952年発表
アニメ:1963年放送
手塚治虫原作、誰もが知るロボットアニメの原点。
日本で最初に作られた30分アニメーションであり、多くの著名人、アーティスト達に影響を与えてきました。フジテレビ系列で放送。
この鉄腕アトムに子どもの頃に憧れを抱いた人たちが、工学博士、技術者となり、ロボット制作や工業製品の制作に携わっている!
戦後の日本に、手塚治虫が人々に夢を与え、その夢を見た人たちが、何かを実現してきた。
なんて素晴らしい!日本の歴史に残る作品!
放送期間:1960年2月~1960年4月
太平洋戦争後を舞台としている作品。
三国志などで有名な漫画家・横山光輝が原作を描いたロボットアニメ。
リモコンで動かす型のロボットであり、操縦するタイプではなく、リモコンを手に取る人により、正義にも悪にも傾くロボット。
鉄人28号のリモコンを巡って攻防を繰り返していく人々の善悪が描かれたアニメ。
放送期間:1972年~1974年
週刊少年ジャンプ連載。
デビルマン、キューティーハニーなどを描いた、永井豪原作のロボットアニメ。
今では当たり前となっている、ロボットに人が乗り込み、それを操縦するというタイプの初のロボットアニメ作品。
アニメを含め、関連商品のおもちゃ、テーマソングも爆発的に売れている。
現在でも幅広い層に大人気のアニメーション作品。
放送期間:1979年4月7日~1980年1月26日
監督:富野喜幸。日本のロボットアニメの代表的立ち位置の作品である。
それまでは子ども向けのロボットアニメが多かった中、主人公の成長、戦争、大人同士の人間ドラマも描きつつ、ロボットの要素も取り入れたことで爆発的ヒットとなった。
言うまでもなく、初期作品以降、数えきれないほどシリーズ化されており、幅広い層の日本人の心を掴んできた。
放送期間:1979年4月2日 ~
藤子・F・不二雄による日本アニメの代表ともいえる存在。
「ロボットアニメ」というよりかは、「日常アニメ」という位置づけ。
漫画、アニメだけではなく、映画、おもちゃ、その他諸々の関連商品も大多数。
TVアニメは世界中で放映されており、特にアジア圏では絶大的な人気を得ている。
22世紀にはドラえもんが誕生してるかな!?
放送期間:1982年10月3日~1983年6月26日
1980年代の若者のカルチャー(恋愛、アイドル、SFなど。)を作品に取り入れたことでロボットアニメファン以外の層のファンも獲得した。これは当時、この作品に携わっていたクリエイター達が若かったためである。
1984年に公開された劇場作品「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」が大ヒットし、人気を不動のものにした。
その後、マクロスはシリーズ化され、00年以降も作品が作られており昨今の若者にも人気を博している。
放送期間:1995年10月4日~1996年3月27日
監督:庵野秀明
ウルトラマンに影響を受けてきた庵野監督が制作したアニメである。
現在までに多くのファンを生んできた日本アニメの代表作品。
日本のアニメーションの分岐点を「宇宙戦艦ヤマト」「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」の3つで分けることが多い。
エヴァの登場以降、エヴァに影響を受けて誕生した作品は数知れず、それはアニメだけではなく、様々なカルチャー(実写、漫画、音楽、ファッション、二次創作等)に影響を及ぼしている。
ロボットアニメという位置付けをされることはあまりなく、人間対人間の部分のほうが強く描かれている。
07年から新劇場版と題したシリーズが公開され、現在も作品は完結していない。
放送期間:1996年10月1日~1997年3月25日
エヴァとほぼ同時期に制作されたことから比較されることが多い。
テレビ東京系列で放送されていた全26話のアニメーション作品。
宇宙戦艦、SF、ロボットの要素を取り入れながらも、恋愛、ラブコメディーとしての要素も強い。90年代当時の流行の絵柄やカルチャーを取り入れてることから、90年代アニメを語るときに名が挙げられることが多い。
劇場版も公開されており、当時はまだ無名だった仲間由紀恵が声優として出演していることで有名でもある。
放送期間:2005年4月17日~2006年4月2日
アニメ制作会社ボンズが制作したSFアニメ。00年代に制作されたロボットを扱うアニメーション作品の中では、一般的な人気も得ており評価も高い。オープニングやエンディングに使われた楽曲もそれぞれヒットしている。
放送期間:2007年4月1日~9月30日
新世紀エヴァンゲリオンも制作したアニメ制作会社「ガイナックス」が制作したアニメ作品。当時、現代に熱いロボットアニメを復活させようと試みて作られた作品。
「ゲッターロボ」「仁義なき戦い」の意思を継いで作られている。
王道中の王道展開、キャラクター、ストーリーを意識しており、エヴァ以降に多く出てきたサブカルチャー作品とは正反対の作品である。エヴァ以前にヒットしていた特撮やロボットアニメのオマージュ、パロディとも言えるシーンが多数登場する。
その他、トランスフォーマーは日本の作品だ。ハリウッドで映画化、シリーズ化されていることで現在では有名だが、トランスフォーマー自体は、タカラトミーが80年代に発売したおもちゃが初である。
このおもちゃは同じく80年代に「TRANSFORMERS」という名で北米で大ヒットした。
ゾイドもタカラトミーから発売されたロボット型のおもちゃ。99年からTVアニメの放送が開始され、その後もゾイドシリーズは人気を博している。
スーパー戦隊シリーズにも人が操縦するロボットが多数登場する。
75年放送の秘密戦隊ゴレンジャーを皮切りに、40年以上に渡ってシリーズ化されている。仮面ライダー、ウルトラマンと並ぶヒーローもの。
日本には数多くのロボットアニメ、ロボット作品が存在します。
みんなこれらの作品に影響され、憧れ大人になり、今何かに携わっている人ばかりなのです。
最初の憧れは、漫画やアニメ、ゲーム、映画、おもちゃから。
ぜひ、今を生きる子ども達も同じように、様々な作品からいろんなモノを吸収して、
将来、天才的な才能を発揮してほしいですね!
以上、日本人が憧れてきたおすすめロボットアニメでした!
関連記事
おすすめ記事一覧